人生と仕事を楽しくする、新しい自分ブラッシュアップ手段

非日常の環境と「引き算」の時間が、集中力とアウトプットの質を高めます

株式会社Flucleでは、よりよい生き方・働き方の実現のために「リトリート×仕事」を提唱しています。

リトリートとは

リトリートとは、「隠居・避難」「隠れ家・避難所」の意味を持つ言葉です。近ごろでは、日常で身を置いている環境から一時的に離れて、個と向き合う時間を取るための場所と、そこに行くことを指しています。

4つのRとリトリートの関係

自分自身をトリートメントする行動は、4つのRに分類されます。


Rest(レスト)
肉体の疲労を回復させる「休憩」。睡眠や短時間のくつろぎ、マッサージなど、身体のエネルギーを取り戻す行為。

Relaxation(リラクセーション)
心身の緊張をほぐすためのもの。副交感神経の働きを優位にして緊張をとくために、呼吸法・音楽療法・アロマテラピーなどの手法を用い、全身を弛緩させる行為。

Recreation(レクリエーション)
気分転換のために遊びや運動、娯楽を行うこと。ジョギングやサイクリング、音楽演奏、ハイキングや趣味のイベント参加などの楽しい時間を過ごし、自分をRe(再び)create(創造)するためのもの。

Retreat(リトリート)
日常いる場所から物理的に距離を取ることで、自分だけの時間を過ごすこと。


リトリートはあくまで「非日常に身を移す」というアクションでしかありません。近年になり認知が進み始めたリトリートですが、その方法や場所に明確な定義が無いため、リトリートは様々なやり方で行われています。

旅先でサイクリングをすることは「リトリート×レクリエーション」です。しかし集団で行い、馴染みの関係の中で時間が過ぎるのであればそれは単純な「レクリエーション」ということになります。

またひとりで行ったリトリート先でマッサージを受け、心身ともに緩め切った状態になることもあるでしょう。それは「リトリート×リラクセーション(あるいはレスト)」です。

現在一般的に行われている「リトリート」には、森林浴やヨガ、瞑想、山歩きなどの何かしらのコンテンツがセットされていることがほとんどです。つまりリトリートにいずれかのRが加えられ、何らかの効果を得ることを目的とされているのです。

株式会社Flucleでは、リトリートに「仕事」を組み合わせています。それは、リトリートと仕事は対極にあるように見えて実はとても親和性が高いものだと考えているからです。

リトリート先で得られる感覚は、リラックスやレクリエーションから得られるものとは少し違います。リトリートで非日常に身を移し、脳の可能性を引き出した先にあるのは、弛緩でも緊張でもない「平常」であり、人の持つ能力や可能性は、その「平常」のときに一番発揮されます。

「リトリート×仕事」は、日頃の環境から離れて五感を開放し、脳と自分の可能性を充分に引き出すための仕事コントロール法でもあるのです。

引き算の効果

「リトリート×仕事」は、その時間にコンテンツを押し込むことはなく、「マイナス」を意識して進められます。仕事や研修、会議というと、与えられた時間内を効率的に使わなくてはいけないという固定概念に囚われがちですが、株式会社Flucleでは、この「何かしなくてはもったいない」という意識を変えることこそが、人の力を最大化するヒントである」と考えています。

現代では、自分の状態が悪いとうっすら認識しているのに「何かが足りない」「あれを追加したら良くなるはず」と、無駄なインプットを繰り返す病にかかっている人が多すぎます。

自分のパフォーマンスを上げるためには、準備として自分の空き容量を増やすことが必要です。まずは出さないと、入れたいものを入れることができませんし、不要なもので容量がいっぱいになり動きが悪くなっている状態では、よいアウトプットなど不可能だからです。

リトリート×仕事では、何もしない時間を作り、自分の中の空き容量を増やします。それは軽やかに仕事をするためのチューンナップでもあり、最高の状態でアウトプットをする気持ち良さを知ることで、翌日からの仕事がもっと楽しくなるプラスのサイクルを作る仕組みでもあります。

仕事と気持ち良さ

リトリートで「平常」の状態になると、いつも以上の集中力を発揮することができます。

それはあなたが「平常」に戻ったことで発揮される、あなたのデフォルトの能力です。そしてその能力を使って行うアウトプットには、リトリート最大のメリットである「快感」が伴います。

・リトリート環境に身を置き、自然に囲まれること自体が気持ちいい
・日頃は情報過多で疲れ切っている脳が遊びはじめ、開放される感覚が心地いい
・そのシャープな状態で仕事をしてみると、めちゃめちゃアウトプットの質が上がって興奮する
・仕事で疲れない、むしろもっとしたくなり、終わった後も疲労感を感じにくい

ところがその状態をキープしたくても、ジャンクな情報、固定概念、煩雑な人間関係がそれを許してくれません。そうしてストレスが溜まると、安易な現実逃避をするためにリゾート地へ行ったり、浪費や一時のリラックスを求めたりしますが、そこから戻ると、再び「緊張」もしくは「弛緩」に支配されてしまうという悪循環に取り込まれてしまいます。

株式会社Flucleでは、その解決のために仕事から逃避することや、常に必死であることを要求するメソッドは不要だと考えています。それよりも、状態を平常に戻し、アウトプットすること自体に「気持ち良さ」を感じることができたら、

「仕事自体が、面白くなる」と確信しています。

なぜなら、仕事とはアウトプットの連続だからです。

・常にトップギアで、緊張状態を保ったままアウトプットを繰り返し、その状態をキープしようとしている人
・常に思考が定まらず、フワフワした弛緩状態で自分の力を最大化できておらず、どうしたら良いか迷っている人

フラクルリトリートは、そのような人の能力をスムーズに正常化させ、可能性を最大限に引き出します。

定期的な自分のチューンナップ

「リトリート×仕事」はとても素晴らしい体験ですが、行っている時間だけ充実していても意味がありません。

自分の状態があまり良くないと感じたとき、集中して成果を上げたいとき、迷いと向き合い自分なりの答えが欲しいときの、有効なメンテナンス方法として、気軽に・柔軟に人生に取り入れることが大切です。

また、リトリートには「隠遁」という意味もありますが、リトリート×仕事はある意味、社会からの隠遁とは真逆の状態を目指しています。人の脳が正常に働き、考えること・生み出すことに快感を覚え、それを翌日から自分の生業(なりわい)に充分に還元できる。

これが、「リトリート×仕事」の真髄です。

リトリートと組織・チームの関係

本来リトリートでは、ひとりの時間が最優先されます。しかしそこに仕事の要素を加える以上、時にチームで行うことは避けられなくなります。

その組織がリトリート先に何を求めるか、そして日常がどのような状態で、どれくらいそこから乖離させた環境が必要なのかを知るには、徹底したヒアリングと事前準備が必要です。

リトリートと仕事を両立させるには、旅行パンフレットのような「選択肢の提示」を超えた、組織の風土をはじめとする事業の根幹の理解が求められます。つまり「環境を変えて仕事をしてみよう」というシンプルチャレンジは、リアルに人事領域に関係し、経営への大きな影響が予想される施策ということなのです。

そして「どこで仕事をするか」という場所の問題だけではなく、「どこがチームにとって成果の出せる環境なのか」を見極め、ストレスなくそこに身を置くための準備が重要になります。

チームで行く「リトリート×仕事」の効果は、仕事の能率アップだけではありません。コミュニケーションにも大きな効果を発揮します。その理由は、全員で感覚の共有ができるからです。

「リトリート×仕事」に、目に見える関係構築ツールが使用されるわけではありません。お酒も入りませんし、無理やりの自己開示も不要です。お互いが会話を交わさなくてもいいくらいです。

しかしリトリート×仕事での感覚共有は、今までの表面的な「仲良し感」を凌駕します。

それは、「リトリートで自分が知った感覚を、他のメンバーも知っていると感じるだけで、深い部分での認知共有ができ安心する」という、言語を超えた根源的なコミュニケーションが進むからです。

「安心して所属できるコミュニティ」
それを作り上げるためには、感覚の共有ができていることが前提となる。
チームリトリートの核心は、そこにあるのです。

効果

「リトリート×仕事」で得られる効果には、以下のようなものがあげられます。

・人間の基本的な状態に立ち返り、そのベースとなる身体と脳の調整ができる
ジャンクな情報でいっぱいの脳のゴミ箱を空にして、自分の空き容量を増やすことができる
決してリラックスやスピリチュアルな何かではない、無駄を省いたシャープな思考を体験できる
仕事をめいっぱい面白くするための「アウトプットの質の向上」のヒントが手に入る

「リトリート×仕事」は決してレクリエーションでも修行でもなく、「生きるいとなみとしての仕事を、人生に沿わせてより面白くするための自分の脳の仕組み作り」に役立つ、セットアップのための時間です。

ノウハウ

リトリートを、単に「遠い場所や変わった場所に行くこと」にしてしまうと、上記の効果を実感することはできません。効果を求めるためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。

リトリートの難しいところは、自分の脳内に変化を起こすことを、自己啓発本でも食べ物でもなく「非日常の環境」にゆだねるというところです。社会に毒された状態から「環境と五感に身をゆだねる」ことは、慣れないと短時間では不可能です。

そして「仕事の成果」をリンクさせるための、適切な環境選びも必要です。

現代の、「こうすれば→こうなる」というプロットの中に人を押し込め、人がその通説通りに動くことが正解とされている世界の中では、働く人の脳は徹底的に受け身になってしまっています。その受け身ブロックを解くためには、やはり自然が有効です。いつもは会社に着くような時間に木洩れ日と鳥の声に囲まれることで、脳がハイスピードで遊び始めるからです。そして時間が経つにつれ非日常の環境に心身が慣れ、どんどん集中力が増し、感覚が研ぎ澄まされていきます。

リトリートの重要な要素のひとつに、デジタルデトックスがあります。日頃PCを使って仕事をしている人、SNSやメールでの連絡業務が多い人には、デジタルデトックスは大きな効果をもたらしてくれます。

【デジタルデトックスの基本的なやり方】
・SNSやメールの確認は1日1回にとどめ、緊急度の高いもののみ対応する
・社内含む仕事関係者には、聞かないと仕事が進まないこと以外は連絡をしない
・電車やカフェなど、隙間時間でのPC/スマホ使用禁止
・自分の五感を積極的に使い、感じ、分析をする

非日常に身を置き、デジタルデトックスで情報を遮断するだけで、驚くほど自分の感覚が研ぎ澄まされていくのを実感できるでしょう。

リトリートのすすめ

株式会社Flucleでは、実際に「リトリート×仕事」に行き、その効果を体感してもらう仕組み作りを提供しています。
・個人で行きたいので、アテンドして欲しい
・組織やチームで行くときのノウハウが知りたい
という方は、お気軽にお問い合わせください。

また、実験的なリトリートの会も多数開催しております。

今までに社員が行ったリトリートについて知りたい方は、連載レポートをお読みください。より一層の理解をしていただけることと思います。

「リトリート×仕事」レポート一覧