個と組織をつなぐ共感力研修

共感力がこれからのビジネスの価値を高める

「共感力」は、従来の日本社会の中ではほとんど重視されていなかったスキルです。
共感よりは、従属・上意下達・効率化などの価値観で組織は運営され、営業部には共感よりも数字達成が求められてきました。

しかしここ数年で、社員(個)が会社に定年まで仕えるというモデルは崩壊しました。
個と会社組織がフラットなつながりを持ち始め、お互いの提供できるメリットを交換し合い、より良い価値を社会に提供するという動きが主流になりつつあります。そして「支配」ではなく「共感」による組織運営が求められ始めているのです。

日本の成り立ちの基本理念は「和」

共感力とは「相手のことを察し、思いやる」スキルのことです。
共感力の無い組織では相手の気持ちよりマニュアル・命令・決まりや職階が優先され、感覚は優先されず「従う」という行動が求められます。パワハラが横行する組織ではたいてい共感力が欠如しています。

しかし日本には、聖徳太子の「和を以て貴しと為す」という言葉があります。これはまさに共感力に通じる言葉です。

この言葉は、単なる道徳的な格言などではありません。日本という国は、他の多くの民族のたどった専制君主国家というシステムは取らず、国家づくりの根本に「和」という価値観が据えられてきたこと。そして倫理観が尊重された教育があり、民意を大切にして発展してきたという歴史的なプロセスがあること。

ここに、日本独自の「共感」の組織の原型を見ることができるのです。

素晴らしい日本の共感力

日本の「共感」にはふたつの力があります。

まずひとつめは「相手の感情を察し、場をまるく収める」という力です。このまるく収めるということができない民族もいます。常に勝敗があり、関係性に上下があることで組織が保たれる民族には「まあまあ」「三方よしで」という着地点は存在しません。
しかし日本は常に「皆の利益が平等になるように・誰も嫌な思いをしないように」という観点からものごとをまとめてきました。これは日本人ならではの交渉力にも関係しています。

ふたつめは「多様性の受容」ができる力です。
これは違う考えでも受け入れることができるという素晴らしい力です。共感とは決して「分かる!の押し付け合い」ではありません。たとえ自分には理解できないことであっても、まずは相手の気持ちを察し、そのバックグラウンドも含めて認め、受容する。これは自分の文化に自信があるからこそできる、成熟したマインドの現れです。
「懐が深い」という言葉に凝縮されている、日本の強さ・しなやかさの源泉でもあるでしょう。

共感力の高い組織は、お互いに高め合える組織

この共感力のふたつの力は、まさに組織に求められる力です。
もし身近に問題の多い組織があったら思い浮かべてみてください。誰かの利権・強権で場が支配され、誰かが我慢をすることで場が収められてはいませんか?また今までの価値観には無いものは排除し、新しいことを嫌がる風潮はありませんか?

しかし共感力の高い組織では、自然に「思いやる・カバーし合う」「同じミッションに向けて動き、皆で利益を配分し合う」という風土が生まれ、また「新しい価値観を積極的に導入する」「やってみて改善していく」という自由闊達な動きが広がります。

そのためあえてトップダウンの管理をしなくても、勝手に組織は転がり始め、皆の意識が統一されているため目標達成の軸がぶれることもありません。

共感力は日本文化から学ぶ

共感力はどうやったら身に付くのか。株式会社Flucleでは、その答えを日本文化の学びの中に求めています。
日本の文化や伝統芸能を学ぶ過程では、驚くほどの「察する力」が求められ、その学びの中には日本が培ってきた「和」の力、つまり受容・許容、理解と助け合い、共通言語の構築方法などを一気に知る機会があるのです。

「個」が重視される時代だからこそ、個と個とのつながりを共感力によって堅固にし、その集合体を会社組織ともうまく噛み合わせていく。
そんなこれからのワークスタイルを効率的に作り上げるために、株式会社Flucleの共感力研修は生まれました。

ただのスキルアップ研修ではありません。日本ならではの価値観をベースに、日本人の強みを生かし仲間と成果を上げていくための「心の醸成」にアプローチする研修です。

日本ならではの共感の仕組みや組織での活かし方をビジネスに現場にすぐに導入できるように組み立てた、弊社オリジナルの研修プログラムで、あなたの組織のより良い活性化をお手伝いします。