なぜ日本文化×ビジネスなのか?

日本文化とビジネス。
それは一見関係のない両極端な存在に見えます。
しかし歴史的に見ると、日本文化と仕事・生活は密接に関わっていました。

茶道は誰のもの?

例えば、日本文化としてなじみの深い茶道。
千利休が芸術へと昇華させた茶の道は、現代の私たちには敷居の高い特別なものとなってしまいましたが、 江戸時代には一般庶民にも広まり、階級を超えて親しまれていました。

今「茶道」と聞くと、特別な場所で抹茶と和菓子をいただくお茶会のイメージが先行し、作法が難しそう・ややこしそうと
敬遠する人も増えています。
しかし実は本式の茶道とは食事をした後に抹茶を飲むもの。私たちがランチ後にコーヒーや緑茶を楽しみ、ほっとする時間と何ら変わりはありません。

また千利休の茶道で出される食事が「一汁三菜」を基本としたものだったため、日本人の食事の基本として一汁三菜が定着していったことを知ると、いかに茶道が日本人の生活に結びついたものだったかを知ることができます。

茶室は戦略会議の場でもあった

茶道文化はビジネスにも関係しています。
茶道では極めてシンプルな茶室と、相手を楽しませるための茶器が使われます。
これらは決して自分の格を高く見せたり道具を自慢しているものではありません。

相手と食事をともにし、親密度を高めてから静寂な空間で最大限にもてなす。
そしてそこで交わされるのは単なる社交辞令の会話ではありません。密室ゆえの本音トークやお互いのプライバシーに関わる話、ビジネス上の秘密の打ち合わせ、ときには歴史を動かすような緊密な決定も行われたことでしょう。

茶室におけるおもてなしの時間は、相手を思いやり、本音を出すことで信頼関係が構築でき、ビジネスの戦略までもが生まれるという「日本らしいコミュニケーションの機会」でもあったのです。

アンテナを立ててビジネスに役立てる

接待のマナーや来客へのおもてなしは、決して特別なスキルではなく、日本文化の学びの中で自然に身に付くものです。
しかしかつて共通言語が成立していた日本文化とビジネスの間にはなぜか溝ができてしまっています。

歴史的に残ってきた概念や行為には、きちんとした意味があります。
それを現代に生きる私たちが有効利用しない手はありません。

株式会社Flucleは、日本文化とビジネスの間に立つ通訳者としてのプロフェッショナルです。
私たちはまだ日本文化を受容し活かすアンテナを失ってはいません。

眠ってしまったアンテナを引き出し、ビジネスに最大限に活用する。
株式会社Flucleがそのお手伝いをさせていただきます。

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